数日前の鬼怒川の氾濫や、宮城県の渋井川堤防決壊、と被害が広がる中での、ジャズストリートの週末、本当にやるのか心配でしたが、
とにかく演奏前日の土曜日に新幹線で仙台へ。
駅に着くとそれなりの人出でにぎわっていたが、ホテルまでの通りは意外に静かで、本当にあちこちでジャズフェスやってるのか不安になりました。駅から10分位でWホテルに到着。このホテル前でやっと生演奏をやっていたので、ほっとしてチェックイン。
自分たちの演奏の時間帯の雰囲気を見るために、定禅寺通りの「夏の思い出像」のステージへこれまた徒歩でゆっくり行ってみた。この日は暑い位の天気だが、風が気持ち良く吹いて絶好の野外ライブ日和だ。
定禅寺通りに向かう一番町通りでも、Duoや弾き語りのバンドが通りで演奏をしていて、やっとその雰囲気が高まってきた。
3時過ぎから仙台放送の生放送で、ケイコリーがそのステージでやるというので、すごいひとだかり。これは聞かねば、と何とか場所を確保して待つこと30分、なかなか始まらない。MCの人の説明やら打ち合わせで結局1時間待ちに待って始まった。
でも、なんてことない3,4曲しか歌わないし、ギターとのDuo。ふーん、CDは昔良く聞いたけれど、どうってことないね、とメンバーと話して、ホテルへ戻る。
そこで、知り合いがシャンペンを差し入れてくれて、すぐWelcomeドリンクで乾杯!絶対大丈夫、という事で早めの食事で寝る事に。
翌日は全員スタジオ入りで2時間半の練習。でも私が一番NGばかりで、撃沈。きゃー本番どうなる事やら・・・
でも、赤の衣装で自分たちで盛り上げるしかない、と決めていざ出陣!
ステージに早めに着いて、前の前のバンドから聞く事になった。「そうだ、京都へ行こう」でMy favorite thingsを演奏しているバンドが
やっていた。バイオリンとピアノがめちゃ上手く、やはりプロは違う、と現実を知らされ、ますます緊張!
でも、前のバンドが歌なしのインストグループ。男ばっかりで学生っぽい。この後だったのが、ラッキー。
お姉さん、おばさんバンドで、しかも赤の衣装で面白いMCのおばちゃん。キャロラインのベースがとても際立ってセンターだったし、彼女かわいいので、おじさんたちのヤジがすごかった。
でも、演奏もSmile,ユビソ、What a wonderful world等馴染みのある曲が多かったので、ジャズがわからない素人さんにも受けた。
小雨まじりだったけれど、どんどん慣習が増え、何百人もの人が聞いてくれて、ほんと感謝です。今までの練習の100%以上出せたかな、と思っています。初めての舞台がこんな大舞台になるとは・・・楽しかったけれど、疲れました!